フィリピン・セブで教会巡りしてきました
パンパンパンプキンです。
一週間に一回くらい更新しようと思っていたのですが、早速破ってしまいました…。平日は勉強漬けなので、土日を逃すと更に一週間伸びてしまいます。毎週なんやかんやと出掛けているので、忘れないうちに書き留めたいです…。
フィリピン(セブ)は先週から雨季に入りました。
こちらの雨季は日本の梅雨とは様子が違います。日本の梅雨はシトシトという擬音がお似合いですが、こちらは「風のない嵐」(風がないのに嵐というのも不思議ですが)です。普段快晴なのが異様に雲がある日はご注意です。突然降りだしたと思ったらまさに豪雨。傘を開いている間なく、ずぶ濡れになります。しかもスコールのように数分そこらですぐに止むわけではありません(一日降り続くことはまれですが)時に雷鳴も轟き、その音は日本の雷の比ではないのです。本当に、ご近所の落ちたんじゃないかというくらいの大きな音。
先週は朝方にそれに見舞われて、いつも耳栓をして寝ているのですが、それでも目が覚めてしまいました。雷が苦手な人は、フィリピンの雨季は避けたほうがいいかもしれません。
セブの教会巡り
さて、こちらに来て初めて観光らしい観光をしてきました。
(地図では代表として、セント・ニーニョ教会を指しています。その付近に他の3箇所もあります)
今回の行き先は、
- セント・ニーニョ教会
- マゼラン・クロス
- サン・ペドロ要塞(フォート・サンペドロ)
- セブ大聖堂
の4本立てです。
セント・ニーニョ教会
サント・ニーニョ教会は、セブ・オウガスチン教会(San Augustin Church)とも呼ばれる、フィリピン最古の教会のひとつ。サント・ニーニョ=「幼きイエス」の像が納められていることで有名です。
訪れたのは日曜のお昼すぎだったので、参拝者の方がたくさんいらっしゃいました(礼拝といえば日曜午前だろと、礼拝の邪魔にならないように…と考えてはいたのですが甘かった模様)もちろん、画像のように、私と同じような観光客もたくさん。
教会の周りは物乞いをする方や参拝者目当てに何かを売る人がたくさんいらっしゃいました。なんと、アミューズメントパーク内みたいな風船も売ってます。礼拝の帰りに子供にせがまれて買うのでなければ、祈りの場の他に観光地としての一面もしっかり見えたということでしょうか。
教会の中はこんなかんじです。
建築には詳しくなく残念ですが、パリなどヨーロッパの教会に比べてギラギラしていません。それでも天井の宗教画(フレスコ?未確認)、ステンドグラス、垂れ下がるシャンデリアは豪奢とは言えませんが、日常と違う世界を感じさせるには充分です。
熱心にお祈りされている方がたくさんいらっしゃいます。
画像真ん中右寄り、教会の最奥の左側に、「幼きイエス」像は納められています。こちらを参拝するには中庭の周りの回廊をぐるっと回って列に並ばなくてはなりません。画像はありませんが、私も拝してきました。
回廊には十字架、キリストの像、肖像画があります。
涼しげな中庭。(直射日光はマシなものの、暑いのには変わらない)
噴水もあります。
この青い空と影のコントラストを見るとすごく南国を感じます。
野外には、後から訪れたセブ大聖堂にもありますが、周囲でシスターが売っている蝋燭を献じる場所があります。
マゼラン・クロス
サント・ニーニョ教会の真隣にあります。
太平洋航海中フィリピンに上陸した大冒険家マゼランが造ったといわれる十字架を収める六角堂。この十字架を煎じて飲むと病に効くといわれ、削っていく人が後を絶たず、現在はこのように木の覆いがされています。
このクロスの下にもたくさん蝋燭が捧げられていました。
サン・ペドロ要塞
マゼラン・クロスから歩いて10分ほど。
スペイン統治時代にイスラムの海賊などに対しての防御として海に面して作られた要塞です。その後アメリカ統治時代には兵舎として、WW2中は日本軍の捕虜収容所として試用されました。
現在、中は開けた公園のようになっており、大きな木の下少しの間ここで一休みしました。
猫。
動物好きなんですが、海外で動物は触れないのが辛いですね…。
今は花の飾られた大砲。実際に使われることがあったのでしょうか…。
いやーそれにしても暑い…。
要塞の囲いの上から外を覗くと、バスケの練習をする少年の姿。フィリピンでバスケはポピュラーなようです。
要塞の塀から咲く花。とても力強い。
せっかくなので海を見に
海が近いので、どんなものか歩いてみました。リゾート地で知られるフィリピン・セブ島。でも私は未だに一度も海に行ってません…。
要塞からは徒歩10分ほどでしたが、観光地から離れると途端に不安に…。
観光地付近はよく水のペットボトルが売られていて、私も「マダーム!」と何度か声かけられましたが、こういった水はミネラルウォーターに見せかけて実はその辺の水道水を詰めただけだったりするらしいので、買わないほうが無難とのこと。
残念、想像していた白い砂浜はなく港だった…。でも一応海です。改めて空が広い。
フィリピンのたくさんある島の中のいずれかに行く船が、ここから出るのでしょうか。
セブ大聖堂
来た道を逆走して、サント・ニーニョ教会まで戻ってきました。左がそれです。
いやそれにしても暑い…サンペドロ要塞で一休みはしたものの、だいぶへとへとになってきました。
小さな露店が軒を連ねる路地を、「ここでご飯食べたら一瞬でお腹痛くなるんだろうな」とか考えつつ、ビビりながら抜け…
こちら、セブ大聖堂。正式名称は、セブ・メトロポリタン大聖堂です。
白い外観が特徴的。
教会内はこんなかんじ。サント・ニーニョ教会と比べて近代的です。後から調べたところ、WW2の際に一度倒壊し、その後修復されて現在の姿になったとのこと。
教会内はもちろん、外にも椅子が並べられていて、そちらにも結構たくさんの方がいらっしゃっていました。この木陰が嬉しい…。こちらも信仰を集める教会でした。
以上です。
帰り、部屋の近くまでタクシーで一気に帰ろうと乗り込んだら、「NO」と(恐らく、遠いため?タクシーで20分ほどの距離)で乗車拒否されました…乗車拒否とかあるんだ…。その次に止めたタクシーで無事帰ることができてよかったです。
ちなみに、今回の写真撮影にはこちらのGR-DIGITALⅡを使用しました。オプションレンズは付けていません。
軽くて片手でも扱えるし、駆動音も静かで悪目立ちしなくて良いです。マクロに強い。
Nikonの一眼レフも持ってきてはいるのですが、今回初めての観光地一人歩き、ビビって持って行きませんでした。途中人混みのある路地を抜ける際には持ってこなくて本当に良かったと思いました(何も危険な思いはしていないのですが)
でもやっぱり建築物を撮るには一眼の重みと、広角が欲しいなぁ…。