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パンパンパンプキンの日記

フィリピン留学記 旅 アート 漫画・アニメ 映画

フィリピン留学を決めたきっかけ②

 

pp-pumpkin.hatenablog.jp

 のつづきです。

留学に関しては元々興味はありました。旅行は好きでしたし、特に社会人になってある程度まとまったお金が出来るようになってからは、海外へ旅行に出かけることが増えました。ロシア、インドネシア、韓国、アメリカ、フランス、ベルギー、イギリス、台湾…。どこも短期間・かつ一部の都市しか訪れていないので、また行きたいところばかりです。

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フランス(パリ)・ポンピドゥーセンター前(2015)

言葉が出来なきゃ海外では半人前

旅行していると当然のことながら思うこと。言葉が出来たらもっといろいろなことが出来ただろうに。もっと知れたことがあっただろうに。
私は、旅先では必ず現地の美術館巡りをします。「ワン、アダルト、チケット、プリーズ」と単語を並べれば、観光客に慣れた美術館スタッフはチケットを売ってくれます。美術は基本言語に頼らない文化ですし、ただ展示を観る分には困りません。が、言葉が出来なければ、作品横のキャプチャーすら満足に理解することが出来ない事実は確かにあります。これまで観てきた展示からは、ネイティブと同じだけのものは得られていないのでしょう。美術館巡り一つにしても、言葉ができたら良いに決まっています。

わたしがそれを明確に意識したのは、ロンドンのテート・モダン美術館の受付で働く年の頃も変わらない方からチケットを買った時。その時の企画展の内容を質問して、回答を聞いて、何のチケットを買うか答えることにも一苦労する中で、ふと気付いたのです。私は日本では一応社会人をしていても、海外に出れば易い会話一つできない半人前なのだと。

…思い返せば、以前ロシアのヴェルニサージュ市場の露店でアルバイトをする露人の学生さんから帽子を買った時に「言葉が通じれば良かったのに」と言われ、フランス・ルーブル美術館にて教師をしているという仏人のおじさまと片言の英語で話した時にも「もっと英語できたらいいのに」と思った記憶…。
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思い出のロシア・ヴェルニサージュ市場前(2013)

ああ、私このままじゃ日本でしか生きられない。

当り前のことですが、日本だけで生きることを否定しているわけではありません。
私が生まれた頃からこっち、日本は景気が悪いと言いますし、こつこつ年金を払いつつも「私はどうせほぼもらえないんデショ」なんてこと考えたりもしますが、それでも自国内でほぼ全国民を食わせている事実はすごいこと(その証拠に、少なくともわたしは20年以上を日本語しかできない状態で生きてこれている)なので、むしろ日本で生きていけることは大変ありがたいことです。
でも、そういう話じゃないんですよね。日本でしか生きられないということは、それ以外で生きられる可能性がないということ、可能性を限ってしまっているのです。もしも、この先自分が日本で生き辛いことになったら?その時になってから準備するのは遅すぎますよね。

そして根本にはやはり、自分で出来ることを増やす=生きていけるっていう考えがあります。5年間社会人やりましたが、結局「これで稼いで行く!」っていう事柄を見つけることも腹を決めることも出来ていない人間の悪あがきみたいなもんですが…。結局は心の慰め、気休めだと思いつつも、いざという時に、自分に出来ることがあってほしいんです。
(初めてのお家に特別なお客様という形でなくお邪魔した時に、お手伝いしたいけどもキッチンの使い勝手もわからないし、その家の決まりごと・常識みたいなものがあるかもしれず、それがわからないから動きづらくてけど手伝いもしたくて…というあのモヤモヤに程度は違いますが、似ている気がします。あのモヤモヤタイムをできるだけなくしたいのと同じことです…わかりづらいかもしれませんが)

なんでフィリピン留学?

そんなこんなで決めたフィリピン留学。なぜフィリピンにしたかといえば、それはまぁお安いからです。今回私の留学学費予算は100万円ちょいで、これで出来るだけ長い留学期間を確保したかったです(長期間になる=勉強する時間を増える、それすなわち成果に繋がるだろう)
私が選んだセブ島の語学学校は、(聞くところによると)他の学校に比べると少しお高めらしいんですが、日本人経営の学校であること、寮があり食事の支給といった衣食住の心配がないこと、平日は基本学校の敷地内で全てまかなえるので必要以上に外出せずに済むので安心であること(これは親を説得するのに大きなポイントでした)、そしてTOEICなど日本でわかりやすい数字を持って帰れるような明確な成果が望めるカリキュラムがあることが決め手でした。

ちなみに、今回留学エージェントは使っていません。学校に個人で直接申し込みをしました。

「日本人経営の学校で生徒は日本人ばかり…ってそれ折角の留学なのにもったいなくない?」と留学の話をした何人かの知人には言われましたが、半年近くの間寮で共同生活をする中で文化の違いに悩まされるのは今必要なことか?といえばそうではないと思います(異文化交流は後からいくらでもできる)。実際に私は、事前に必要となる授業料の支払いや生活面など諸々の相談・交渉を、日本人の感覚できるのはすごくありがたいと感じました。日本人経営バンザイ!です。
これ、すごく大きいと思います。
例えば、学費の振込期限を少し延ばしたくなった場合、その交渉を海外の方相手に完璧にこなせますか?たとえ相手の方が日本語に堪能だとしても、日本人になら当たり前にわかってもらえるニュアンスの部分、こう考えるのが当然だろうという部分、ほんとに上手く伝わっているかどうか、不安になるんじゃないでしょうか…。
私は小心者なので、何かの記載に関してこういう理解で合ってますよね?という細かい確認がしたくなりました。その時にも、「日本人の感覚ならここまで確認しても失礼にあたらない」というのがわかるので、いちいち不要な心配をせずに済みました。外国人相手だとやっぱりいちいち気にしてしまいます。

 

そんなこんなで決めたフィリピン留学。学費の支払いも飛行機の手配も無事済み、ただ今、空っぽのスーツケースを前に、詰め物思案中です。